次男は「ぞうさん、きりんさん、ライオンさん・・・」などと次々と見たい動物を連呼する。 しかし、一番のお気に入りはペンギンだったようで家に帰ってからも「ペンギンさん、 ペタペタ・・・」などと真似をしていた。

（何とか、近日中に「Family」のコーナーでまとめたいのだが・・・）

次男はおもむろに恐竜の本を開き勉強を開始する。 （なぜか本は逆さま）長男はブロックで 車の倉庫や飛行機を作ったとご機嫌である。そして、娘は宿題を忘れていたとのことで、 鬼気迫る表情で宿題に取り組んでいる。

妻のカミナリが爆発したのは言うまでもない・・・

行き先は広島。金沢からは新大阪までサンダーバードという130km（在来線の特急としては画期的！）で走る 特急で走りそこから新幹線に乗り換える。

新幹線はレールスターに初乗車となる。 片側２列づつで通路幅や座席幅を広くとってある。それでいてのぞみの700系 のように座席の前後幅が過剰に広くないのでテーブルを使っても疲れない。なかなか考えられた車両だった。

右はレーススター内の車いす用トイレ。車両にも車いすのスペースがあったり、 乗車口の隙間が狭かったりと なかなかJRも考えている。

そして交通はやはり路面電車か。 ここには全国から使わなくなった車両が集まってくると以前本に書いてあったので 注意深く見ていると、大阪市電のものや京都市電のものなどが走っていた。なかなかレトロで良かった。

会場は平和公園内にあったので、資料館などを覗く時間を作り訪れる。当たり前だが、原爆なんて本当に愚かな人間の 集大成のような気がした。二度と使用されることが無い世の中にしていきたいものだ。

資料館は連日修学旅行の学生がとぎれなく訪れていた。その様子を見ていて感じたことが一つ。ここを修学旅行で 来るなら小学生が良いと思った。中学生、高校生になると何かひねた感じがあり素直に見ていない様子。ピュアな 時期に見て感じたことを大事にした方が良いのでは・・・と思ったのは私一人ではないだろう・・・

ガイドブックからの情報で「麗ちゃん」というお店へ。行列を覚悟で行くがどの店もそのような ことは無かった。なかなか人の良いご婦人方で切り盛りされており、お味の方も、会話の方も 実にグッドであった。

駅に戻るとコンコースには行くときには見なかった提灯が飾られていた。来週末金沢では前田利家の 入場を再現した百万石行列をメインとするお祭りがある。その飾り付けのようだ。

以前は市民から公募して前田利家役を決めていたが、祭りの集客を高めるため今は有名俳優を呼んでいる。 今年は風間トオルである。唐沢寿明を呼んでいたら盛り上がったのに・・・と思うのは私だけではあるまい。

そんなおり、私とヒノエウマンさんの共通の友人がＷ杯にしかも日本戦のチケットを持っていることが 判明。しかも、「人から行かない？」って言われて・・・「サッカーよくわからないけど日本戦だから まっいいか。」ってことで行くことになったらしい・・・ （ヒノエウマン・・・怒るで無いぞ）

そのチケットの持つ価値をとくとくと説き、最後には、「知人が日本戦に行くというだけで自慢になる」とまで 言っておいた。

ちなみにチケットは日本チームが決勝トーナメントに進む上で重要な第３戦：チュニジア戦である。